蜂駆除御依頼から駆除完了まで
より具体的にお伝えします


大阪市ハチ駆除速報はこちら


※2018年6月24日のアシナガバチ駆除
情報をピックアップしてお伝えします。


6月24日(日)

ご相談のお問い合わせを頂きましたのは
大阪府大阪市生野区在住の男性。

御自宅裏手の洗濯物干場にて
ハチに巣作りされているのを
発見し、ご自身で市販のスプレー
にて駆除を行ったそうなのです。

ハチの種類はアシナガバチ。

洗濯物干場の頭上換気口あたりに
初期サイズの直径2cm程のアシナガバチ
の巣があり、ハチの数は一匹程度
だったので問題ないであろうと
判断し、ご自身で駆除なさったのです。

そして巣も払い落としたのです。

これで駆除出来たと思いきや
その後確認してみると、元の巣が
あった箇所にて数匹のハチの姿。

出掛けていたアシナガバチたちが
戻ってきていたのかと思い、それらも
全てスプレーにて退治。

しかし翌日にも、更に翌日にも
気づけばそこにアシナガバチがいる!

そしてかなり皆が凶暴化しており
周辺に近付くだけで威嚇してくる
状況に陥ってしまったので、一歩も
出ることが出来なくなってしまった
ということでした。

駆除しても駆除しても、そこに
アシナガバチがいるので一体これは
どういうことなのか?

不思議で仕方がない。

こういうことだったのです。

もしも巣の大きさが直径5cm以上に
成長しており、働き蜂も多数が
羽化しておれば、スプレーを
吹き掛けた際に駆除出来ていなかった
アシナガバチたちが散り散りになり
再度元の巣があった箇所へ戻ってきて
いるということも考えられるのですが
巣の大きさが直径2cm程の極小だった
ということですので、単純に女王蜂が
一匹のみから巣作りしていたのであれば
巣に対して女王蜂が一匹の状況
あるいは働き蜂が羽化していたとしても
一、二匹程度となりますので、今回は
そうではなく別の要因が考えられる
ということになります。

一つは元々別箇所にてアシナガバチが
巣作りを行っていたのですが
ある程度働き蜂たちが羽化した段階で
今回のお客様宅へ引っ越ししてきた
ということ。

引っ越しの際は巣が出来る前から
多数のハチが存在することになり
皆で巣作りを行っていくため
一気に巣は出来上がります。

今回もしも引っ越しなのであれば
駆除実施した際には、ほとんどの
アシナガバチたちが巣の材料を確保
するために出掛けていたという
ことになり、そしてそれらが
戻ってきていたという可能性。

そして、これもよくある事なのですが
ある程度巣が大きくなってくると
そちらの近辺にて新たに巣作りを
行うことがあるのです。

ですので今回お客様が発見した巣の
大きさから判断しても、近辺にて
元々巣作りされていたアシナガバチ
の巣がある可能性は十分考えられます。

そういった関係性の巣の場合は
お互いの巣をハチが行き来しますので
どちらかの巣が無くなったことを
知らないハチが数日経っても飛来
してくることがあるので、今回は
恐らく後者の方が可能性が高いと
考えられそうです。

原因を究明するためにも
迅速にご対応。

現場にて該当箇所を確認しますと
それは頭上の換気口におりました。

アシナガバチ駆除換気口


一匹のアシナガバチ。

かなり辺りを警戒している様子。

ふと脇の窓サッシ下部に目をやると
過去のアシナガバチの巣。

アシナガバチの巣駆除過去巣


どうやら以前からアシナガバチの
標的となっていたようです。

まずはとりあえず現時点で換気口に
いるアシナガバチを退治。

そしてここからは御自宅全域の
調査を開始。

恐らくお客様宅敷地内か、ご近所の
近辺にて巣作りされている巣が
あるはずですので、細部まで
徹底的に調査。

すると、こちらはエアコン室外機。

なんと背面部分には巨大化した
アシナガバチの巣。

アシナガバチの巣駆除室外機


そしてなんと室外機内部にも。

これらは皆今年に巣作りされた
ものではなく、昨年以前の巣。

お客様宅がかなりアシナガバチの
巣窟状態となっていたのです。

そして次はこちらもアシナガバチに
関しては重要なポイントである
ガス給湯器。

このタイプは下部の配管部分が
カバーで覆われているタイプなので
内部が程よい空間となっているため
よくアシナガバチの標的となります。

そしてガス給湯器は御自宅の裏手に
設置されていることがほとんどなので
なかなか気付きにくく、巣が巨大化
ハチの数がかなり倍増してしまう
ポイントでもあります。

内部を調査しますと、やはり
巣作りされておりました。

アシナガバチ駆除給湯器


今シーズンのアシナガバチの巣。

巣の大きさは直径5cmを少し
上回る程に成長。

こちらの給湯器は今回アシナガバチ
がいた換気口の真下に位置していた
ため、かなりの確率でお客様が駆除
なさった巣と給湯器の巣が関連性が
あったと言えそうです。

ですので給湯器の巣から換気口へ
アシナガバチが行き来していたのです。

ほぼ原因はこれで間違いないので
給湯器の巣も駆除実施。

アシナガバチの巣駆除給湯器内部


一気に薬剤散布で全てのアシナガバチ
たちを駆除し、巣も跡形なく除去。

軽く戻りバチもおりましたので
逃さず退治。

こちらの巣のハチの総数から
判断しましても、やはり換気口の
巣も関連性がある事で間違いなし。

最終的にその他の箇所全域も
調査し、他では巣作りされていない
ことを確認出来ましたので全ての
アシナガバチ駆除作業の完了。

今回のケースのようにアシナガバチ
でも現場によって様々なケースが
あるので、ご自身での駆除はなるべく
控えて頂いた方が良いでしょう。

刺されるなどの危険性があるのは
もちろんのこと、完全に駆除出来て
いなければ様々な弊害が発生する
こともありますので要注意です。



大阪市ハチの巣駆除速報



お電話はこちら

24時間係員がお電話にて対応致します。


※シーズン中は混み合うことが
予想されますので、お早目に
ご連絡お願い申し上げます。


このページの先頭へ