蜂駆除御依頼から駆除完了まで
より具体的にお伝えします


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※2018年5月のアシナガバチ駆除情報を
ピックアップしてお伝えします。


5月22日(火)

駆除の御依頼を頂きましたのは
大阪府箕面市在住の女性。

御自宅ガレージに停められている
自転車のサドル部分にハチに巣作り
されているのを発見なさった
ということでした。

蜂の種類は詳しくヒアリングさせて
頂いた結果、アシナガバチ。

巣の大きさは初期段階の直径5cm未満。

そちらの巣には一匹のアシナガバチの
姿があるということで、そのハチと
いうのが巣の主である女王蜂です。

昨年に近辺にて巣作りされていた
巣から最終的に新女王蜂が誕生し
それらが周辺にて冬眠に入り、そして
今年の4月頃に冬眠から目覚め、新たに
巣作りを行っているのです。

ですのでまだこの時期は巣に対して
女王蜂が一匹のみの段階で、巣の
内部には卵が産み付けられており
それらが幼虫へと孵化し、成長して
いたとしても数匹がサナギ状態に
なっている程度になります。

ということはこの時期はまだ女王蜂が
一匹のみで巣作りや子育てを全て
行っておりますので、サイクルは
遅く急激に巣が巨大化することも
蜂の数が倍増することもありません。

ところがあと1ヶ月も経過すれば
巣の内部の幼虫たちがかなり成長し
働き蜂へと羽化している状況に
なり、皆で協力して巣作りなどを
行うため、それだけかなりサイクルが
速くなりあっという間に巣は大きく
蜂の数も一気に増加していくと
いうわけです。

そうなれば当然危険性も増しますし
危険性の他に様々な弊害も起こる
ようになりますので、まだこの
危険性の低い時期に蜂の巣を早期に
発見し、早期に駆除しておくことが
重要になります。

特にアシナガバチに関しては
毎年のように巣作りされてしまう
ということがほとんどですので
過去に巣作りされてしまった方や
ご近所でそのような話を耳にされた
方は特にこの時期から定期的に
御自宅敷地内全域の点検を行って
おくことをおすすめ致します。

今回のお客様もまだこの時期に
早期にアシナガバチの巣を発見出来て
不幸中の幸いでした。

今回のケースのような自転車というのも
アシナガバチに巣作りされてしまう
ことがよくあることで、それはやはり
長らくご使用になられておらず
放置されたままになっていると
標的となりやすくなります。

サドル以外にもハンドル下部や
かごの部分など、巣作りされて
しまうことがありますので自転車
というのも要注意となります。

もしも長期間放置されたままに
なっている自転車、バイクなどが
あればこの時期に一度点検して
頂くようお願い致します。

そしてもしも久々に移動させる
際は必ず点検後の巣作りされて
いないことを確認出来た上で行う
ようお願い致します。

過去にそんな状況でアシナガバチに
刺されてしまった方が数多くおられ
ましたので、必ず点検です。

自転車を動かせない状況ですので
迅速にご対応。

該当の自転車を確認しますと
それはアシナガバチの巣で間違いなく
初期段階の直径5cm未満。

アシナガバチ駆除自転車サドル


サドル下部にぶら下げる形で
巣作りされており、現時点では
女王蜂はご不在の様子。

餌を捕獲しになどで出掛けている
ようなので帰りを待つことに。

この女王蜂が不在の間に巣のみを
駆除したとしても、それは完全な
蜂駆除は完了しておらず、その
女王蜂は必ずこちらへ戻ってきて
一瞬は巣が無いことに戸惑いますが
すぐに同一箇所あるいは近辺に
巣作りを開始してしまいますので
必ず巣と共に女王蜂も駆除する
ことが重要なのです。

しばらくすると、女王蜂が巣に
戻ってきてくれました。

アシナガバチの巣駆除自転車サドル


絶好のタイミングなので逃さず
女王蜂を退治し、巣も完全に駆除。

巣の内部を確認しますと、幼虫たちは
かなり成長しておりほとんどがサナギ
状態となっていたので、もう少しで
働き蜂たちが誕生していたことでしょう。

ギリギリ巣に対してアシナガバチが
一匹の状況だったのです。

これでこちらのアシナガバチの巣に
関しては完全に駆除完了出来た
ということになります。

最終的に御自宅全域の調査並びに
各箇所には薬剤による残留処理。

すると・・・

少し雑草が生い茂ってしまっている
お庭の一角に放置されていたプランター。

こちらも細部まで調査しますと
なんと側面部分に同じくアシナガバチに
巣作りされており、巣には一匹の
アシナガバチの姿!

アシナガバチ駆除植木鉢


こちらもまだ働き蜂たちは羽化
していない様子。

合わせて駆除となり、申し訳ないの
ですが女王蜂を退治し巣も撤去。

周辺に放置されていたその他の
プランターも調査しますと、なんと
数ヵ所に渡ってアシナガバチの巣を確認!

幸い過去に巣作りされていた物でしたが
中には直径10cm程の巣なども
ありましたので、かなり以前から
こちらのお客様宅が標的となっていた
ようです。

その他の箇所も調査させて頂き
巣作りされていないことを確認
出来ましたので、全てのハチ駆除
作業の完了となりました。

今回のケースのように自転車や
プランターなどのように全くご使用に
なられていない物であれば絶好の
アシナガバチの標的となってしまい
ますので、そのような物が御自宅周りに
放置されている場合は出来る限り
何処かへ収納して頂くことを
おすすめ致します。

そしてもしも放置物を移動させる際は
まずは事前にハチに巣作りされて
いないかどうかをよく確認してから
行うようお願い致します。

蜂のシーズン中であればもしも巣作り
されていた場合、移動させた際に
刺されてしまう可能性が非常に高い
ので十分注意が必要です。



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