蜂駆除御依頼から駆除完了まで
より具体的にお伝えします
※様々な蜂駆除情報を
ピックアップしてお伝えします。
2020年6月19日(金)
駆除の御依頼を頂きましたのは
とある不動産管理会社様。
管理物件であるハイツ一階の入居者様
よりベランダに設置されているエアコン
室外機内部にハチに巣作りされている
のを発見した！
と緊急の連絡が入ったということで
ございました。
エアコン室外機・・・
ハチの種類は主にアシナガバチ。
アシナガバチに関して最も重要な
営巣ポイントと言っても過言では
ございません。
もしも周辺が活発なアシナガバチの
活動地域であればかなりの確率で
エアコン室外機が標的となってしまう
ので要注意となります。
本体外部の底面死角部分や、背面の
ホース部分、そして今回のように
本体内部など至る箇所が標的と
なってしまうのです。
エアコンを使用されているご家庭で
あれば必ず屋外に室外機が設置されて
おりますので点検箇所の重要な
ポイントとなります。
今回のように室外機本体内部に侵入
されるのはまだエアコンを使用して
いない期間である4月から6月頃までが
最も多く、ちょうどアシナガバチが
巣作りを開始し出す時期と重なって
しまうのです。
ですので夏頃に久々にエアコンを使用
なさる際は必ず事前に室外機内部に
ハチが出入りしていないかどうかを
よく確認してから使用して頂く様
お願い致します。
早急に駆除にお伺い。
現場は大阪府箕面市。
現地にて該当のベランダ室外機を
確認したところ、アシナガバチで
まちがいなく、なんと本体内部に
侵入していくハチもいれば本体背面
部分に侵入していくハチの姿も！
背面部分を確認したところ
ホース部分にもアシナガバチの巣！
そして本体内部を確認したところ
ファンにこびりつける形で巣作り！
よく調査した結果、なんと内部の
上部には巨大なアシナガバチの巣！
こちらは過去の巣でしたが昨年以前から
かなり室外機内部が標的となっていた
ということが判明。
状況が把握出来ましたので駆除実施。
まずはホース部分から慎重に最接近し
一気に薬剤散布で全てのアシナガバチ
たちを駆除し、巣も完全に除去。
そして本体内部にも薬剤注入し
内部のアシナガバチも駆除。
室外機を分解したところ、なんと
死角となっていた上部にも実は
巣作りされていた！
こちらも全て駆除。
更には本体下部のファンカバー内側
死角となる窪み部分にも！
今シーズンのアシナガバチの巣！
なんと室外機内部が巣窟状態で
とんでもない状況だったのです。
全て跡形なく完全に除去実施。
過去の巣も全て撤去。
なんとか巣の駆除は完了。
ここからは念のためその場で待機し
戻りバチがおればその都度退治。
そしてベランダ全域のその他の箇所も
細部まで調査し他では巣作りされて
いないことを確認。
お客様宅の作業は無事完了。
ここからは念のためその他の入居者様
宅のベランダの状況も確認。
するとなんと別のお宅のベランダ内
でも同じくエアコン室外機背面部分の
ホースにアシナガバチの巣！
合わせて駆除となり同様に慎重に
最接近し一気に薬剤散布！
全てのアシナガバチたちを駆除し
巣も跡形なく完全に除去。
その他の入居者様宅のベランダでも
アシナガバチに巣作りされていたので
かなり周辺が活発なアシナガバチの
活動地域となっているということです。
アシナガバチに関してはハイツや
マンションの場合、一部屋のみならず
複数のお宅に巣作りされてしまう
ということもよくある事態なので
過去に巣作りされたことのある物件
などは特に要注意となりますので
管理会社様は定期的に敷地内の
点検を行っておくことが重要です。
最終的に全ての巣に戻ってくる
戻りバチたちをほぼ駆除出来たところで
全てのアシナガバチ駆除作業の完了。
今回のケースのようにエアコン室外機
というのはアシナガバチが好んで
巣作りを行うポイントとなりますので
御自宅に設置されている全ての室外機の
点検を定期的に行っておくことが
重要になります。
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