堺市内の2014年ハチ駆除速報

蜂駆除御依頼から駆除完了まで
より具体的にお伝えします

※2014年の蜂の巣駆除情報を
ピックアップしてお伝えします。

10月31日(金）

お問い合わせ頂きましたのは
大阪府堺市北区の
とあるお寺の住職様からでございました。

詳しくお話を伺いますと、
屋根裏部分にスズメバチの巣があり
外部の穴より出入りしているとのこと。

そちらを発見したのは大工様で
近くに植えられている大木の
剪定のために作業していた所、
大きなハチがブンブン飛んでいたため
作業を中断せざるを得なかったのです。

そして後を追ってみたところ
建物の軒下あたりの穴から
ハチが出入りしており、
屋内の開口部分より覗き込むと
そちらに巣らしきものがあり
ハチが群がっていたと
こういうことでございました。

しかし、よくあるスズメバチの巣のように
茶色くマーブル状の外皮はなかったので
初期の巣ではないかということです。

うーん、この時期で初期の巣
というのはあまり考えられない。
もしかすると外皮を形成しない
タイプのスズメバチなのか？

それともまさかの
最大級のスズメバチなのか？！

しかし後者はほとんどが
土中に営巣するタイプのもの。
でももしかしたらもしかするかもしれない！

とりあえずは現地にて
確認する必要がありそうです。

果たしてどうなるものか！
ちょっとドキドキします(笑)

作業的にも屋根裏ということに
間違いはございませんので
大変な作業になることでしょう。

あらゆる事を想定し、気を引き締め
お伺いさせて頂くことになりました。

そしてお約束のお時間に現場に到着。

大工様もご協力頂ける
ということでありがたいことです。

そして早速該当箇所の確認。
まずは外部から。

なるほどー、お聞きした通り
軒下あたりの穴から出入りしております。

スズメバチです！　しかもあれっ！！？

デカイっっ！！まさかっ！！
思わず膝がガクガクっ！

それはスズメバチの中でも
最大級の頂点に君臨するハチさんでした！

うわ～～。
まさか屋根裏に巣を作ってんの～(泣)

そして巣を確認するため
屋内の開口部分より
目視で確認することにしました。

そして該当箇所にライトアップ！
うん？あれっ？

なるほどーっ、そういうことやったのか！
謎が解明されました！

そちらには確かに蜂の巣がございました。
しかし、スズメバチの巣ということではなく
それはなんと
ミツバチさんの巣だったのです！

白色の板状の巣が
合計10枚程ぶら下がっております！

しかしミツバチの姿は一匹も見当たらず
そちらのミツバチの巣には
先ほど確認致しました
あのスズメバチが群がっております！

このサイズの巣ならば、ミツバチの数は
軽く2000～3000匹は存在していたはず。

一体このミツバチさんたちは
どうなってしまったのか！？

それはまさに
スズメバチによって巣を占拠され
ミツバチもろとも
絶滅させられたものと考えられます。

恐ろしい話ですね。

この最大級の
スズメバチはたった十匹程で
数千のミツバチを絶滅に追いやる
ほどの力があると言われております。

正に弱肉強食といった感じでしょうか。

そちらの巣には現在も数十匹の
ハチが占拠している状態でした。
そして頻繁に出入りしております。

やはり足元には
ミツバチのご遺体がチラホラうかがえます。

これも自然の摂理と思いますが
スズメバチを駆除し
そしてミツバチの巣を
撤去することとなりました。

そして早速防護服で身を固め
駆除開始。

今回は大工様との連携プレーに
よって作業させて頂くこととなりました。

そちらの開口部分からは
営巣箇所へと近付けないため
まずはそちらから専用機材を使用し、
スズメバチさんたちを退治。

そしてその後、すぐ近くの
天井を大工様に開口してもらい
そこからミツバチの巣を除去する。

こういった流れでいざ開始！

まずは少し離れていますが
一気に薬剤で
ドーーーーーリャーーーーっ！

やはり相手は最強クラスのスズメバチ！
なかなか手強い！
そして数匹はこちらに突進してきます！

さすがにちょっと怖いっ、
ハチさんがデカイっ、羽音も物凄いっ！

しかしなんとか落ち着いてきた模様です。
ですので大工様に合図！
お願いしまーす！

するとやはり手際がいいっ！
難なく天井が開いたみたいです。

その間もこちらからは新たに
侵入してきた蜂さんを引き続き退治！

そしてほぼ安全を確保出来たところで
次はミツバチさんの巣の撤去です。
こちらがまた大変なのです！

かなりの数でもありますし、
なによりも蜜がボトボトなのです！

屋根裏のミツバチ駆除はオオゴトです！

かなり時間を要しましたが
なんとか巣及びミツも
キッチリ除去できたみたいです。

ふーう。
そして最終的に内部からと
念のため外部からも
ハチさんの侵入口を
閉鎖させて頂き完了となりました。

今回の現場は、まさに自然界で
生き抜くことの困難さや
はかなく切ない中にも同じ生物
としましても勉強させられた

こういった感じでございました。