蜂駆除御依頼から駆除完了まで
より具体的にお伝えします
※2019年5月のアシナガバチ駆除情報を
ピックアップしてお伝えします。
5月21日(火)
調査駆除の御依頼を頂きましたのは
大阪府茨木市在住の女性。
最近になり御自宅の敷地内にて
やたらとハチの姿を目撃するように
なったと思っていたら、なんと玄関先の
頭上軒下部分にハチに巣作りされて
いるのを発見！
まだ出来たてホヤホヤの小さな巣
だったのでご自身でほうきで払い
落としたとのこと。
しかしまだハチの姿がっ！
念のため玄関先周辺をくまなく
点検してみたところ、なんとすぐ
近くにも蜂の巣がっ！
そちらもお客様ご自身で駆除。
ですがその後もハチの姿を見かける
ことがあるので、他でも巣作りされて
いるかもしれない！
ということでご連絡頂いたのでした。
ハチの種類は詳しくヒアリングさせて
頂いた結果、アシナガバチ。
アシナガバチのケースでは敷地内にて
複数箇所に渡って巣作りされてしまう
ということが、よく発生する事態
なのです。
それはやはり周辺が活発なアシナガバチ
の活動地域となってしまっている
ということなので、毎年のように
敷地内にてアシナガバチに巣作り
されてしまうということもよく
発生してしまいます。
今回のお客様宅ももしかすると
そのような状況である可能性が
ありますが、ただお客様ご自身で
駆除なさった際、巣と共に主である
女王蜂もキッチリ駆除出来ていたか
どうかということが重要なポイント
となってきます。
この時期というのはまだ巣の内部の
幼虫たちは羽化しておらず働き蜂は
誕生していませんので、巣に対して
女王蜂が一匹のみの状況になるため
頻繁に餌を捕獲しになどで巣を留守に
するのです。
その留守中に巣のみを駆除したとしても
それは完全な駆除は出来ておらず
必ずその女王蜂はそちらへ戻ってきて
巣が無くなっていたとしても、すぐに
同一箇所や近辺に巣作りを開始して
しまうことがあるのです。
この時期は特にそういった状況に
陥りやすいので十分注意が必要です。
ですので今回のお客様はもしも巣のみを
駆除してしまった状況であれば
その後もハチの姿を見かけるというのは
そちらの巣の主であったアシナガバチが
戻ってきていただけという可能性も
ございます。
もしもそうであれば恐らく近辺に
新たに巣作りを行っていることでしょう
から完全な駆除を実施しておく必要が
ありそうです。
とりあえず状況を把握させて頂く
ためにも迅速にご対応。
現場にてまずはお客様が払い落とした
という箇所の確認。
すると根元の痕跡。
どうやら近辺では新たに巣作りは
されていない様子。
このような痕跡も必ず跡形なく除去
しておくことが重要ですので除去。
念のため周辺には薬剤をまんべんなく
散布し残留処理。
そしてここからは全域の調査開始。
まずは玄関先にてアシナガバチの
飛翔の有無の確認。
すると・・・
一匹のアシナガバチ！
後を追いますとなんと玄関先に
植えられている植木内部へ！
巣作り間違いなし。
内部を確認しますとやはり
アシナガバチの巣で巣の大きさは
この時期の平均サイズである
直径5cm未満。
想定通りまだ働き蜂たちは誕生して
おらず、女王蜂が一匹のみの状況。
念のため植木内部全域を調査した結果
なんと複数箇所に巣作りしていた
ことが判明したのです！
ここにも！
あちらにも！
なんと植木内部が巣窟状態。
全てアシナガバチの女王蜂と共に
駆除し、巣も跡形なく完全に撤去。
計4ヶ所に巣作りされていたのです。
玄関先にて度々ハチの姿を目撃
していたというのは、これらの巣の
アシナガバチであった可能性が
ございました。
そして更に調査続行。
するとなんと御自宅裏手のお庭など
全域に渡って巣作りされていたのです！
こちらは何気に置かれたじょうろ。
そして放置物の物陰となっていた
壁面部分。
更には何気に地面に生えている
雑草部分。
そして更には少し盲点である
ガレージの引き戸部分。
こちらは引き戸の隙間部分をうまく
利用し巣作りされておりました！
まさかの営巣箇所。
細部まで調査した結果、こちらの
引き戸隙間全域にアシナガバチに
よって巣作りされていたことが判明。
とんでもない状況だったのです！
ほとんどが昨年以前に巣作りされていた
巣でしたがこちらの引き戸が毎年
かなりの標的となっていたということです。
全ての巣及び痕跡を跡形なく除去。
そしてまんべんなく薬剤散布し
残留処理実施。
なんとか御自宅全域の調査駆除を完了。
結果、お客様がお気付きになられ
なかっただけで敷地内がかなり
アシナガバチの標的となっていた
ことが判明しました。
まさかの結果に驚愕・・・
もしもこのまま気付かず放置していたら
全ての巣が巨大化し働き蜂たちも多数
誕生していたことでしょうから
敷地内はとんでもない状況に陥っていた
ことでしょう。
なんとかそれは阻止出来ました。
しかし状況が状況なだけに今後も
定期的に点検を行って頂き、異変を
感じた段階ですぐに駆除をご検討頂く
ことが重要でございます。
そして予防出来る箇所は積極的に
予防策を講じて頂き、アシナガバチに
巣作りされにくい環境を構築していく
ことも重要です。
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